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不妊治療 年齢の話

週末は2つの台風に翻弄され外来診療にも影響、患者さんの皆さまにご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。
患者さんの安全はもちろん、スタッフを守ることも大切です。ご理解の程よろしくお願いします。

台風のタイミングで波が高いと、藤沢市や隣接の鎌倉市、茅ヶ崎市の海岸には、多くのサーファーが集います。ここは湘南。私には無縁ですが。

そんな中で採卵も移植もありました。
そして検査結果を確認すると、妊娠に至った方、そうでなかった方と明暗が分かれていました。

近々、このところの体外受精妊娠率を正確にまとめますが、70%くらいの臨床妊娠率を維持できています。

最近の傾向として、けっこう年齢が高めの患者さんで、治療に成功することが目立ちます。
先日も体外受精の保険適応が43歳未満という中で、そのギリギリで開始された患者さんが、初回の採卵、初回の移植で妊娠されました。

患者さん個別に状況は異なりますが、私は年齢に関わらず良い受精卵を作成できるよう、また良い受精卵であれば良い条件で移植する、と極めてシンプルに考えます。

不妊治療を担当させて頂くうえで、医師の独善こそがもっとも治療を失敗に導きます。
よく、自然周期にこだわるとか、排卵誘発剤の使用は最小限に止める、といった如何にも患者さんに優しいような謳い文句を耳にしますが、結果が出なければ意味はありません。

治療のタイミングを逃さず、患者さんが持っているポテンシャルを最大限に引き出すことこそが、結果に繋がります。

年齢は確かに重要な因子です。
それでも思いのほか元気で若々しい卵子を、しっかり携えた患者さんも見受けられます。

サッカーW杯では、メッシ38歳、ロナウジーニョ41歳。
同世代の不妊患者さんも、まだまだGOAL決められます。